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国際標準

(ICES・SEAS・TDC)

​Standards|評価思想と参照枠組み

一般社団法人日本チーズアートフロマジェ協会(CAFAJ)のフロマジェ職業認証制度は、
評価と判断の整合性を担保するため、国際的枠組みおよび学術的知見に基づき構造化された複数の参照基準(Standards)を用いています。
これらのStandardsは、個別の採点方法や試験内容を示すものではなく、制度全体における判断の一貫性・再現性・説明責任を支える基盤として位置づけられます。
本制度は、ISO/IEC 17024に代表される職業能力認証の国際枠組みを参照し、評価の再現性・説明可能性・社会的信頼性を重視した構造として設計されています。
また、文化的価値の多様性および社会的意義の観点においては、UNESCOおよびOECDの示す枠組みを背景に、評価思想を構築しています。

Standardsの役割

CAFAJにおけるStandardsは、以下の機能を担います。
・評価の視点を統一する
・分野・専科を越えた比較可能性を担保する
・判断を個人の主観のみに依存させない
・社会的説明責任を成立させる

​人を基軸とした評価思想

本制度における評価の基軸は「人」にあります。
誰が、どのような時間・空間・環境・季節の中で体験するのか。
評価は常にこの人軸に基づき構成され、
感覚と環境を含めた総体として設計されます。

​国際鑑評基準 ICES

International Cheese Evaluation Standard
ICESは、チーズそのものの品質・状態・完成度を、
絶対値評価方式に基づき捉えるための国際鑑評基準です。
評価対象は一貫して「チーズ」であり、
提供文脈や個人嗜好から切り離し、製品としての健全性・整合性・完成度を確認します。
本基準は、国際的な品質評価の考え方に基づき整理された参照枠として、評価の方向性と共通言語を形成します。

官能適用評価基準 SEAS

Sensory Evaluation Applied Standard
SEASは、人の感覚による評価を、
社会的に共有可能な構造として適用するための基準です。
感覚的判断を再現性・共有性のある枠組みへと整理し、
評価と実務判断を接続する役割を担います。

三次元構成理論 TDC

Three-Dimensional Composition Theory
TDCは、空間・視覚・香気・味覚の相互関係を、構造として捉える理論です。
配置や余白などの物理条件は、知覚を通じて評価へと影響し、最終的な味覚体験を形成します。
本理論は、複合的な感覚体験を構造的に分析・設計するための枠組みとして位置づけられます。

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